忍者ブログ
忍々跋扈
日々を耐え忍びつつ、自由に放浪する。
Admin / Write
2025/05/07 (Wed) 13:56
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009/02/25 (Wed) 19:42
その用途を考える前に、ブロント語自体について触れておきたいと思います。ブロント語の特徴は「一見日本語的におかしいが、伝えたい気持ちや内容がよくわかる。」ということでしょう。また、特徴的な文体のためすぐにブロント語だとわかるので、内輪ネタ(繋がりを楽しむこと)にも使いやすいのです。

今回はブロント語の中で一番よく使われているであろう「稀によくある」について考察します。




元ネタはこれ
おまえら素人だなIDはまれによく同じIDになったりする
ブロントさん名言集http://www.geocities.jp/burontosan/より

この言葉はブロントさんが自演を指摘されたときに言い逃れるために発したもので、あやふやにしたいという意図からきたものでしょう。その意図が使いやすく、他のブロント語よりも使える場面が多いため一番見かけます。

「希にある」と「よくある」は一見矛盾してるように見えますよね。そのため釣りに使われることも多いです。ですが、このような説明を見かけたことがあります。
よくある
○○○○×○○○×○
希にある
×○××××○××○
希によくある
××××××○○○×
一見矛盾した言葉の組み合わせを用いることで、表現しにくいものを表現しているのであれば、言語の天才的なセンスの持ち主と言わざるを得ないでしょう。

ここで、ブロント語を大きく把握するために3タイプにわけておきたいと思います。

1、普通には使わない言葉の組み合わせ

一般的には組み合わせない言葉ということは、それを組み合わせた意図がある->文の意図がよくわかる
例)希によくある、確定的に明らか、どちらかというと大反対

2、独特の言い回し
ブロントさんのすごいところは長文が面白いところでもあります。それらに含まれる数々の独特な言い回しはある種の芸術とも言えるでしょう。
例)本能的に長寿タイプ、仏の顔を三度までという名セリフを知らないのかよ、各種長文

3、誤字
ブロント語に誤字はそれほど多いわけでは無いのですが、誤字を文の最後で使っていたり。どうやったらこのような誤字がうてるのかわからないようなものまであるので、ブロント語の特徴の一つになっています。
例)破壊力ばつ牛ン、キングベヒんもス、俺の狩りの邪魔はしないふぇ下さい(約束)

希によくあるはタイプ1ですね。タイプ1は相反する言葉で上書きする他に、同じ意味の言葉を重ねる場合もあります。確定的に明らか、高確率で一番最強などです。これらは上述したように意図がよくわかります。
「ナイトが強いのは明らか」
と言うよりも
「ナイトが強いのは確定的に明らか」
と言った方が、強調してるのがわかって強そうに見えますよね。だけど実際に作ろうと思うとなかなかいい言葉は浮かんできません、それは私たちが既存の言語観に縛られてるからです。その言語観を壊していることがブロント語の特徴であり魅力なのでしょう。
PR
Comment
Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
  HOME   7  6  5  4  3  2  1 
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
AL
性別:
男性
職業:
専門学校生
趣味:
自転車・科学
自己紹介:
エゴイストだからこそ御節介を焼いてしまう。そういう偽善者こそが「人間」だと思ってる。

・2年間の引き籠り経験アリ
・2年目で大学中退
・2年間の浪人生活
・某宗教団体に参加していた

「共存」に興味があるので、愛読書は自ずとそれ系の「風の谷のナウシカ」「カムイ伝」「寄生獣」、小野不由美の小説。
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]