2009/04/10 (Fri) 23:55
今日2泊3日の研修旅行から帰ってきた。今まで人と触れる機会がまったくなかった自分にとってはかなり意義のあるものとなった。
自分は社交的な性格ではないと自他共に認めているが、それを意識的に改善するためにもできるだけこちらから関わろうと思って今回の研修旅行に望んだのだが、それは半分成功し半分失敗した。
一番成功したと言えることは、理想的な友達の発掘である。
この人は同じ班だったので黙ってても認知できたかもしれないが、自分は結果が伴ってもいいような努力ができたので満足している。その努力とはバスの隣の席の人に話しかけたり、昼食を知らない人と食べたり、適当に話しかけたりと言った些細なことではあるが。。。
失敗したことは、課題作りの際に変に周りに合わせて悪い結果を導いただけでなく、人との確執まで作ってしまったことである。
合わせようと思ったのは、協調性を保とうと思ったからであるが、どうやら自分は協調性の意味を履き違えていた気がする。。。
失敗については課題の説明をしつつ、順を追って出来事を網羅しようと思うが、この項は僕の日記的な意味合いが強いので、最後の総括だけ見てもらってもいいかもしれない。
自分は社交的な性格ではないと自他共に認めているが、それを意識的に改善するためにもできるだけこちらから関わろうと思って今回の研修旅行に望んだのだが、それは半分成功し半分失敗した。
一番成功したと言えることは、理想的な友達の発掘である。
この人は同じ班だったので黙ってても認知できたかもしれないが、自分は結果が伴ってもいいような努力ができたので満足している。その努力とはバスの隣の席の人に話しかけたり、昼食を知らない人と食べたり、適当に話しかけたりと言った些細なことではあるが。。。
失敗したことは、課題作りの際に変に周りに合わせて悪い結果を導いただけでなく、人との確執まで作ってしまったことである。
合わせようと思ったのは、協調性を保とうと思ったからであるが、どうやら自分は協調性の意味を履き違えていた気がする。。。
失敗については課題の説明をしつつ、順を追って出来事を網羅しようと思うが、この項は僕の日記的な意味合いが強いので、最後の総括だけ見てもらってもいいかもしれない。
まず、課題について説明しよう。
課題は、班ごとにホテルの支配人の職業観をインタビューしに行き、それを後日プレゼンするという内容だった。評価については
1、職業観のわかりやすさ
2、声の聞き取りやすさ
3、チームワーク
についてのみ行われる。
次に、課題への取り組みについて。
僕はやるからには徹底的にやるつもりだったので、課題の説明中にインタビューの例についていくつか考案していた。例えば
「あなたの職業は社会にどのような影響を与えていると思いますか?」
これはかなり不躾な質問だが、職業観そのものを聞いているので自分的には採用されると思った。だが、驚いたことにリーダー(以後L)にあっさりと棄却されてしまったのだ!しかも「よくわからない」という理由で。
これを見た人は「ちゃんと説明すればよかったじゃないか」と思うだろう。たしかに振り返って見るとそうすべきだった。
だが、皆で相談もしないで棄却されてしまったし、自分の意見を押し付けるのもよくない。Lもそそくさとインタビューを書き出しているので、自分はそれ以上でしゃばることはやめようと思った。それが協調性を保つことだと思ったのだ。それに時間配分が 相談+聞き込み 2時間で固定されていて、考える時間もあまりなかったのだ。
しかし、Lが書き出した物は職業観についてのインタビューではなく、「何年間やっていますか?」「年間何人ぐらいやってきますか?」といったホテルの経営のことについてのインタビューだった。。。
もちろん、僕はやる気があったので、Lに自分の方が職業観のことについてのインタビューなのではないかと促した。しかし、軽くあしらわれたので、僕は一回で諦めてしまった。今はこのことをすごく後悔している。
インタビューしに行くとおかみさんが緊張した面持ちで出てきた。僕の班のインタビュアーがメモに書いてあるインタビューを読み上げる。おかみさんが答える。3分もかからずに終わった。Lは内容が少ないのを気にしてアドリブで質問をした。その間、僕は職業観のことについてアドリブで聞こうと思ったが、ついにいい質問が出てこなかった。。。
その後、外に出たメンバーは「これじゃあ内容が足りない」「おかみさんの対応が悪い」「もっと話を広げてくれると思った」と愚痴っていて、僕はこの無責任さに必要以上に考え込んでしまった。これからどうするべきなのか、もう一回聞きに行くことはできないだろうか?と。しかし、このことが自分の同意した内容でもあるので、Lにすぐに提案することはできなかった。
だが、メンバーのSとTが慰めに来たので、僕は愚痴をもらしたらある程度理解してもらえて、「もう一度考え直して聞きに行くのはどうか?」と僕が提案したが「時間がない」等の理由で実現はできなかった。
宿泊先に戻ってほんの5行程の資料をまとめる。僕はいつまでもへこんでてもしょうがない、最初にLとぶつかっていかなかった自分が悪いので、この資料でできる限りのことをやろうと思い、でっちあげのような支配人の思想に話を落とす文章を作った。まあ文章自体は拙い文だ。しかし、テーマに沿わせることができたので、意気揚々と皆に提示したら、Lがその紙を回収してくれて、僕が書いてないインタビューのことについてLが書いてくれる話になった。
できあがった文章からは僕の文の断片すら見つけることができなかった。。。ヒドイ話だ。だけど、僕は字も汚いし文章の構成も口頭で説明するのに適した文では無いので、僕の文を強く推すこともできなかった。
次にプレゼン時にプロジェクターに写す用紙を書く作業に移ったが、そのときにSから面白い案が出たので、自分はそれを推そうと思って、Sに下書きを書かせてLに賛同を求めた。しかし、Lは「ふーん・・・」と言って下書きを返却してきた。ヒドイかも知れないが、これは僕がSに共感をもとめるためにやったのだ。そうやってあしらわれるのは半ば予想できていた。
全体としてLはリーダーとして課題に積極的に取り組む姿勢を見せ、作業の4割程はLによって行われた。それは大変素晴らしいことであり、敬意を表する。しかし、意気込みはよかったが、計画はすべてLの独断で決定されるということが目立った。
さらにプレゼンのリハーサル後に「職業観についてのインタビューであることを意識しよう」と教官に言われたので、僕はここぞとばかりに自分が読み上げる部分に職業観に関するでっち上げを入れ、一応Lに見せたら「消していいよ」と言われたが、2回目のリハーサル時に教官の前ならLも丸くなるだろうと思い「追加分を読ませてください!」と言い、教官も交えてある程度議論したあと、一回読んでみようということになった。
しかし、教官が出した結論は 追加分はいらない ということであった。。。僕はその決定に従った。
教官は「内容はいいが、話の流れでは合わない」とコメントしてくれた。たしかに自分の読む場所は5分割したうちの2番目であり、序盤なのにその項目だけでまとめてしまうのはオカシイのはわかっていた。また、自分が最初に考えた職業観とインタビューとの関連は分割する前のことで、職業観について論じるにはどうしても枠を隔ててしまうのだ。。。
最後にプレゼン後の質疑応答で「ホテルのレストラン推奨料理などが書いてない」という幼稚な質問に対し前述のTが「PRではなく職業観の説明なので必要ない」と言って、教官や拝聴者から賛辞をもらっていた。このことは僕がしきりに主張してきたことなので、手柄を取られた気もしたが、僕には言えない言葉だった。なぜなら、僕達の発表自体には職業観の説明がほとんど含まれていないのだから。。。
もちろん、結果的にいい評価はされなかった。が、僕は「僕の意見を取り入れなかったからだ、ざまーみろ」と思うこともできなかった。ただ、嫌な気分だった。。。
総括
つまり、僕は何を一番悔やんだかというと、最初にLとぶつかるのを避けたことだ。
結局リハーサルの時に議論は展開したのに、中途半端なところでしてしまったため僕が負けてしまい、かつ結局いい結果が出せなかったため、Lに対してなんで他人の意見を聞こうとしないんだという気持ちと本気でぶつからないで申し訳ないという気持ちで以後関係がギクシャクしてしまった。。。
考えてみると、今班のメンバーと仲がいいからこそあの時穏便に済ませようとしたことを後悔している気もする。
が、やはり自己主張はちゃんとして、自分の意見は通すべきだったんだ。そうすれば逆にLとの関係は良いままだったかもしれない。
課題は、班ごとにホテルの支配人の職業観をインタビューしに行き、それを後日プレゼンするという内容だった。評価については
1、職業観のわかりやすさ
2、声の聞き取りやすさ
3、チームワーク
についてのみ行われる。
次に、課題への取り組みについて。
僕はやるからには徹底的にやるつもりだったので、課題の説明中にインタビューの例についていくつか考案していた。例えば
「あなたの職業は社会にどのような影響を与えていると思いますか?」
これはかなり不躾な質問だが、職業観そのものを聞いているので自分的には採用されると思った。だが、驚いたことにリーダー(以後L)にあっさりと棄却されてしまったのだ!しかも「よくわからない」という理由で。
これを見た人は「ちゃんと説明すればよかったじゃないか」と思うだろう。たしかに振り返って見るとそうすべきだった。
だが、皆で相談もしないで棄却されてしまったし、自分の意見を押し付けるのもよくない。Lもそそくさとインタビューを書き出しているので、自分はそれ以上でしゃばることはやめようと思った。それが協調性を保つことだと思ったのだ。それに時間配分が 相談+聞き込み 2時間で固定されていて、考える時間もあまりなかったのだ。
しかし、Lが書き出した物は職業観についてのインタビューではなく、「何年間やっていますか?」「年間何人ぐらいやってきますか?」といったホテルの経営のことについてのインタビューだった。。。
もちろん、僕はやる気があったので、Lに自分の方が職業観のことについてのインタビューなのではないかと促した。しかし、軽くあしらわれたので、僕は一回で諦めてしまった。今はこのことをすごく後悔している。
インタビューしに行くとおかみさんが緊張した面持ちで出てきた。僕の班のインタビュアーがメモに書いてあるインタビューを読み上げる。おかみさんが答える。3分もかからずに終わった。Lは内容が少ないのを気にしてアドリブで質問をした。その間、僕は職業観のことについてアドリブで聞こうと思ったが、ついにいい質問が出てこなかった。。。
その後、外に出たメンバーは「これじゃあ内容が足りない」「おかみさんの対応が悪い」「もっと話を広げてくれると思った」と愚痴っていて、僕はこの無責任さに必要以上に考え込んでしまった。これからどうするべきなのか、もう一回聞きに行くことはできないだろうか?と。しかし、このことが自分の同意した内容でもあるので、Lにすぐに提案することはできなかった。
だが、メンバーのSとTが慰めに来たので、僕は愚痴をもらしたらある程度理解してもらえて、「もう一度考え直して聞きに行くのはどうか?」と僕が提案したが「時間がない」等の理由で実現はできなかった。
宿泊先に戻ってほんの5行程の資料をまとめる。僕はいつまでもへこんでてもしょうがない、最初にLとぶつかっていかなかった自分が悪いので、この資料でできる限りのことをやろうと思い、でっちあげのような支配人の思想に話を落とす文章を作った。まあ文章自体は拙い文だ。しかし、テーマに沿わせることができたので、意気揚々と皆に提示したら、Lがその紙を回収してくれて、僕が書いてないインタビューのことについてLが書いてくれる話になった。
できあがった文章からは僕の文の断片すら見つけることができなかった。。。ヒドイ話だ。だけど、僕は字も汚いし文章の構成も口頭で説明するのに適した文では無いので、僕の文を強く推すこともできなかった。
次にプレゼン時にプロジェクターに写す用紙を書く作業に移ったが、そのときにSから面白い案が出たので、自分はそれを推そうと思って、Sに下書きを書かせてLに賛同を求めた。しかし、Lは「ふーん・・・」と言って下書きを返却してきた。ヒドイかも知れないが、これは僕がSに共感をもとめるためにやったのだ。そうやってあしらわれるのは半ば予想できていた。
全体としてLはリーダーとして課題に積極的に取り組む姿勢を見せ、作業の4割程はLによって行われた。それは大変素晴らしいことであり、敬意を表する。しかし、意気込みはよかったが、計画はすべてLの独断で決定されるということが目立った。
さらにプレゼンのリハーサル後に「職業観についてのインタビューであることを意識しよう」と教官に言われたので、僕はここぞとばかりに自分が読み上げる部分に職業観に関するでっち上げを入れ、一応Lに見せたら「消していいよ」と言われたが、2回目のリハーサル時に教官の前ならLも丸くなるだろうと思い「追加分を読ませてください!」と言い、教官も交えてある程度議論したあと、一回読んでみようということになった。
しかし、教官が出した結論は 追加分はいらない ということであった。。。僕はその決定に従った。
教官は「内容はいいが、話の流れでは合わない」とコメントしてくれた。たしかに自分の読む場所は5分割したうちの2番目であり、序盤なのにその項目だけでまとめてしまうのはオカシイのはわかっていた。また、自分が最初に考えた職業観とインタビューとの関連は分割する前のことで、職業観について論じるにはどうしても枠を隔ててしまうのだ。。。
最後にプレゼン後の質疑応答で「ホテルのレストラン推奨料理などが書いてない」という幼稚な質問に対し前述のTが「PRではなく職業観の説明なので必要ない」と言って、教官や拝聴者から賛辞をもらっていた。このことは僕がしきりに主張してきたことなので、手柄を取られた気もしたが、僕には言えない言葉だった。なぜなら、僕達の発表自体には職業観の説明がほとんど含まれていないのだから。。。
もちろん、結果的にいい評価はされなかった。が、僕は「僕の意見を取り入れなかったからだ、ざまーみろ」と思うこともできなかった。ただ、嫌な気分だった。。。
総括
つまり、僕は何を一番悔やんだかというと、最初にLとぶつかるのを避けたことだ。
結局リハーサルの時に議論は展開したのに、中途半端なところでしてしまったため僕が負けてしまい、かつ結局いい結果が出せなかったため、Lに対してなんで他人の意見を聞こうとしないんだという気持ちと本気でぶつからないで申し訳ないという気持ちで以後関係がギクシャクしてしまった。。。
考えてみると、今班のメンバーと仲がいいからこそあの時穏便に済ませようとしたことを後悔している気もする。
が、やはり自己主張はちゃんとして、自分の意見は通すべきだったんだ。そうすれば逆にLとの関係は良いままだったかもしれない。
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HN:
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性別:
男性
職業:
専門学校生
趣味:
自転車・科学
自己紹介:
エゴイストだからこそ御節介を焼いてしまう。そういう偽善者こそが「人間」だと思ってる。
・2年間の引き籠り経験アリ
・2年目で大学中退
・2年間の浪人生活
・某宗教団体に参加していた
「共存」に興味があるので、愛読書は自ずとそれ系の「風の谷のナウシカ」「カムイ伝」「寄生獣」、小野不由美の小説。
・2年間の引き籠り経験アリ
・2年目で大学中退
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